bottom case | inside unit | |||||||
刻印と特徴 | 外観と刻印 | フリントホィールリベット | カムレスト& カムリベット |
カム側の チムニー形状 |
カムスプリング | ホィールガード | ||
1956年 前期 |
・左4右4のドット 発売年の1956年と翌1957年は同じボトム刻印。 |
1953〜1956年のレギュラーZIPPOと同じ刻印。 |
フリントホイールリベットに沿ってチムニー側が窪んでいる。 |
レギュラーZIPPOとほぼ同形状のカムレスト。 |
カム側のチムニー形状もレギュラーZIPPOと同形状。 |
「フライ返し」のような角ばった形状。ホィールガードは、カムスプリングのホィール側先端がホィールに沿って湾曲したものである。つまりホィールガードは変形カムスプリングとも言える。 |
1956年の発売初期のみ通称“コブラヘッド”と言われるホィールガードが付いていた。右上画像のように、ホィール側に穴が開いており、そこから火花を拾って着火する仕組みになっている。ホィールと炎の距離が近い為、それをガードするために付いていたが、着火性能に問題があり、直ぐに取り去られた。 |
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1956年 後期 |
1956年前期と同形状だが、ホィールガードは付いていない。 |
ホィールガードが取り去られた。1958年にアイレットの位置が変更されるまでの約1年数ヶ月は、ホィールガード部分が取り去られただけの中途半端なカムスプリングのまま出荷されていた。 |
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1957年 前期 |
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1957年 中期 |
PAT.PENDINGの 刻印が消える。 |
チムニー側の窪みが僅かに大きくなった。 |
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1957年 後期 |
刻印は1957年中期と同じ。フリントホィールリベット周りとカムレストが新形状に変更されたが、アイレットの位置は変更無し。 |
フリントホィールリベットの穴のサイズが大きくなり、それに伴いチムニー側の窪みが更に大きくなった。 |
カムレストが、左斜め上方へ飛び出したような形状へ変更。 |
両側から細く伸びた凸型に変更。 |
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1958年 前期 |
・左4右3のドット | 上部に注意書き表示が入った。この期の途中からアイレットの位置が変更された(右端参照)。 |
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サイドが真っ直ぐな新しいカムスプリングに変更。 |
左:1958年前期途中まで 右:1958年前期途中から アイレットの位置が、カム側に移動した。これにより、フリントホィールから炎までの距離の問題は解決した。 |
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1958年 後期 |
刻印は1958年前期と同じだが、カムリベットが変更された。 |
カムリベットがブラスピンタイプからソリッドピンタイプへ変更。 |
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1959年 前期 |
・左3右3のドット | |||||||
1959年 後期 |
刻印の向きが垂直方向へ変更。 1962年頃迄使われた。 |
チムニーの窪みがなくなり、ストレートに。 |
左斜め上へ伸びたカムレストの角度が、やや鈍角化して、垂直に近くなった。 |
凸型部分が太くなった。 |
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1960年 | ・左2右3のドット 1年毎にドットが1つずつ消える。基本的に右が先に消え翌年は左という順番だが、スリムZIPPOでは1960年だけ左が先に消える。 |
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1961年 | ・左2右2のドット | |||||||
PAT.2517191がセンタリングされた。 |
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1962年 | ・左2右1のドット | |||||||
1963年 | ・左1右1のドット ケースの高さがコンマ数ミリ高くなった。 |
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刻印はそれ以前と同じだが、フリントホィールリベットが変更された。 |
フリントホィールリベットが中空タイプからソリッドタイプへ変更。 |
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1964年 | ・左1右0のドット | |||||||
1965年 | ・左0右0のドット |